人生初の彼氏ができた日

私は女子高校出身で勉強に集中していたこともあり、高校時代には恋愛機会が全くありませんでした。彼氏がほしいなと思いつつも共学の大学に合格をして、大学生活が始まりました。大学ではサークル活動が活発でみんな何かしらのサークルに所属していたのですが、私は色々と勧誘される中でテニスサークルを選びました。

 

テニス経験はありませんでしたが、バドミントンの経験があり同じラケットだから何とかなるかなと思ったのです。そこで二つ上の先輩に出会いました。先輩はテニスが上手なだけではなく、みんなを盛り上げることが上手で、私は人見知りだったのですがさりげなく輪の中に入れてくれたりして優しくて好きになりました。

 

でも告白したりする勇気がなく、連絡先は知っていてもなかなかメールができませんでした。バレンタインデーの時にチョコレートを用意して「これ本命チョコです。好きです」と伝えると、先輩も私のことは気になっていたようでお付き合いをOKしてくれました。

 

先輩とのデートは幸せな時間で、初めてできた彼氏でしたが、彼は本当に優しかったので、少し年上の彼に包まれているような気持ちでお付き合いをしました。しかしそんな恋でしたが彼が就職活動を始めると会えない時間も増えてきて、寂しさを感じることがありました。

 

男女1

彼は「ちゃんと就職したい。そして仕事が落ち着いたら結婚できたら良いね」という話もしてくれていて、私との将来をしっかりと考えてくれている人でした。毎回必ず避妊をしてくれましたし、私が不満を抱えていてもうまく聞き出してくれて喧嘩に発展するということもありませんでした。

 

彼が就職先を決めて大学を卒業し、私は3回生になりました。仕事を始めたばかりの彼は、大学生の頃よりも時間に余裕がなくなり、私は彼の世界と自分の世界が違ったことで寂しさを感じるようになりました。そしてときめきを感じなくなりマンネリ化していた彼とは別れた方が良いかもと思うようになったのです。そんな彼でしたが私のことを大事に想ってくれていたようで、別れを告げて彼が受け入れてくれた時も責められることはありませんでした。

 

「○○はいつも自分に自信がないと言っていてけれども、良いところがいっぱいあるから自信を持っていいよ。これだけ最後に言いたかった。」と言ってくれました。それが彼と交わした最後の言葉なのですが、最後の最後まで優しかった彼と別れた当時の自分に対してしばらくしてから後悔したことを今でも覚えています。